添乗員派遣会社比較

失敗しない添乗員・ツアコン(ツアーコンダクター)派遣会社の選び方

添乗員・ツアコン(ツアーコンダクター)になるための第一歩は添乗員派遣会社に入社することからはじまります。

 

現在、国内には約50社ほどの添乗員派遣会社がありますが、各企業によって特徴はさまざまです。

 

添乗員デビューしてからの働きやすさはとても大切です。
各項目ごとに各社を比較してみましたので、自分の合った会社を選ぶための参考にしてください。

 

まず、添乗員派遣会社は、旅行会社のグループ会社にあたるインハウス系と、独立系に分かれます。

 

インハウス系は親会社のツアーが中心のため、ツアー内容や添乗終了後の精算などの業務内容は変わらないので、一度仕事を覚えればあとは楽です。
独立系は、複数の旅行会社のツアーを担当するので、各旅行会社によって業務内容は大きく異なるため、仕事を覚えるのには時間がかかります。

 

同じようなツアーをこなして、業務内容など環境の変化を好まない人はインハウス系派遣会社を選び、仕事は複雑でもいろんなツアーにチャレンジしたい好奇心旺盛な人は独立系派遣会社を選ぶと良いでしょう。

 

また、独立系の添乗員派遣会社には「旅行関連専門の派遣会社」と「総合派遣会社」に分かれます。
総合派遣会社は様々な職種の派遣を行っており、一見して会社規模は大きいので安心感はありますが、「添乗員派遣」のみにフォーカスするとかなり小規模になるので、紹介できる仕事の数やフォロー体制などには注意が必要です。

 

旅行関連の派遣会社は、添乗員派遣のほかに、空港のセンディングスタッフやツアーガイド、翻訳士など旅行にまつわる職種の派遣を専門的に取り扱っています。

 

ツアコン(添乗員)は専門的で特殊な仕事なので、旅行業の専門知識や、業務中トラブル対処法などのノウハウが豊富な旅行関連専門の派遣会社を選ぶと安心です。

 

旅行関連専門の添乗員派遣会社を選ぶポイントは次のとおりです。

@ 給与で比較する

一般的に派遣会社の給与は各社の求人募集要項の内容で知ることができます
給与に関しては、日給換算となり、国内ツアーで○円〜、海外ツアーで○円〜というのが一般的です。

 

添乗業務だけではなく、事前打ち合わせや添乗後の精算業務に発生する拘束時間も給与が支払われます。

 

専門職にあたる添乗員(ツアーコンダクター)は、個人のスキルによって給与に大きく開きがあります。自分のスキルがツアー参加者に認められて、旅行会社から指名がくるようになればどんどん昇給していきます。

 

給与は、添乗員派遣会社を選ぶうえで非常に魅力的な要素ですが、金額だけで選ぶことはおすすめできません。

 

ツアコン(添乗員)は専門職ですので、スキルアップができる環境が整っていることが重要です。

 

トラブル対応ノウハウ、旅行業にまつわるさまざまな知識、添乗業務に関する最新情報、添乗員同士の情報共有など、ツアコン(添乗員)に必要なスキルを身に付けるためのバックアップ体制を重要視しましょう。

 

まずは、数をこなして腕を磨き、旅行会社から指名を受けることができるようになれば、満足のいく給与を手にすることができるでしょう。

 

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A 福利厚生で比較する

福利厚生が充実している会社は、添乗員を大切に扱う傾向が強いので、手当が充足していればいるほどおすすめの会社です。

 

添乗員(ツアーコンダクター)の仕事は、大小さまざまなトラブルが起きますので、いざという時にしっかりサポートしてくれる体制はとてもありがたいです。

 

福利厚生の設定は各社はさまざまですが、主に下記のような手当があります。

 

・雇用保険
・労働災害保険
・添乗員職業賠償責任保険
・マネーフレンド保険
・海外旅行傷害保険
・国内旅行傷害保険
・社会保険(厚生年金保険、健康保険)
・定期健康診断
・資格取得費用補助

 

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B 会社規模で比較する

ここでいう会社規模の判断基準は、会社の知名度や社歴、資本金などではなく「売上げ」のことを指します。

 

派遣会社の売上げは「どれだけ派遣社員が稼動しているか」ということですのので、「派遣社員の数」と「紹介できる仕事量(旅行会社から依頼される仕事量)」が売上を構成する要素ということになります。

 

添乗員派遣会社はツアーを主催する旅行会社から仕事を依頼されて、添乗員を派遣します。

 

旅行会社からの依頼が少なければ、添乗員に紹介する仕事も少なく、企業の売上が上がらず、添乗員の収入につながりません。

 

特に初心者は紹介できる仕事がそもそも少ないので、常に豊富な依頼をかかえている会社に登録する必要があります。

 

売上の規模を判断する要素は次のようなものがあります。

 

■取引社数
取引している旅行会社の数が多ければそれだけ仕事が流れてきます。

 

ホームページに記載されている添乗員派遣会社各社の取引先情報を見ればどの旅行会社と取引をしているかが分かります。
あまりオープンにしていない会社も多いですが、しっかりと明記している会社はそれだけ自信をもっている証拠でもあります。

 

また、取引社数だけで判断すると1社専属取引のインハウス系よりは、複数の会社と取引している独立系の方が強いです。

 

■登録添乗員派遣社員数
登録している派遣社員数が多い会社は、それだけ紹介できる仕事量も多く、派遣社員が稼動しているので売上も高いです。

 

登録派遣社員数を公表している会社は少ないですが、ホームページなどに明記している企業は正確な数字でないにせよ、ある程度の規模を確保していると考えられます。

 

添乗員派遣においては、1社で1000人以上登録者を抱えている場合は大手企業となり、安心して選んで良いでしょう。

 

■求人募集の出稿量
紹介できる仕事量(旅行会社から依頼される仕事量)が多い派遣会社は常に人材を必要としています。

 

旅行業の繁忙期(年末年始、GW、お盆など)だけではなく、常に人材を確保している派遣会社は、旅行会社からするといつ仕事依頼しても対応してくれる会社”として、信頼も厚くなり、おのずと依頼する仕事量も増えていきます。

 

常に一定数の人材を確保するために、継続的に求人募集を行っている会社は売上が高い証拠となります。

 

求人募集の状況は、募集サイトの掲載量やホームページの募集ページを見ればおおよそ把握できます。

 

■教育制度
旅行会社が添乗員派遣会社に仕事を依頼するうえでの、重要な判断材料は「添乗員の質」です。

 

良い添乗員にツアーを任せれば、ツアー参加者の満足度があがり、旅行会社の評価アップと売上増加につながります。

 

添乗員の評価が高い派遣会社は旅行会社から信頼されるので、仕事の依頼も増加します。

 

すなわち、質の高い添乗員を抱えるための教育制度がしっかりしている会社はおのずと紹介できる仕事量も増えていくのです。

 

また、スキルアップのための研修制度には、未経験者や初心者を対象とした新人研修だけでなく、旅行会社が主催するサービス向上を目的とした研修やツアーの行先に合わせて先輩ツアコン(添乗員)や専任講師が行うレクチャー研修など各社さまざまな研修を用意しています。

 

また、添乗員(ツアーコンダクター)に必要な気配り”思いやり”機転の利かし方”などは人間性に深く関わるスキルのため、教育するのは非常に難しいです。

 

添乗員のサービス向上のために、他分野のサービス業で活躍する人に講師を依頼するなど、それぞれ独自のマナー研修を用意しています。

 

研修の講師が現役添乗員(ツアーコンダクター)であれば、渡航先情報や添乗業務に関するテクニックなど、いま必要な最新の知識を学べるので最短距離でのスキルアップが可能です。

 

教育制度はホームページに記載している内容ではわかりづらいので、説明会などで具体的に質問してみる必要があります。

 

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C バックアップ体制・フォロー体制

専門的なスキルを必要とするツアコン(添乗員)の仕事は、添乗員派遣会社のバックアップ体制が非常に重要です。

 

ツアコン(添乗員)はほとんどの場合、ひとりでツアーを仕切って、ツアー中に発生するの全て問題を解決していきます。

 

そんな中、添乗業務中のトラブルや疑問・質問に対してリアルタイムで対応してもらえる体制はとても安心できます。

 

特に海外添乗に関しては、現地の手配状況に手違いは頻繁に発生します。時差によるタイムラグが起きないように、24時間体制で対応できるかも重要なポイントです。

 

事前打ち合わせの段階から派遣会社が常にサポートすることで、添乗員(ツアーコンダクター)が業務に集中できる環境が必要です。

 

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D 添乗するツアーの内容で比較する

派遣会社によって、担当するツアーには特徴があります。

 

現在、国内・海外を問わず旅行会社各社がしのぎを削ってさまざまなツアーを企画しており、高齢者を対象とした国内バスツアー、カップルが多い国内1泊ツアー、熟年カップル向けのヨーロッパツアー、若者むけの格安海外パックツアーなど多種多様なツアーが組まれています。

 

インハウス系の派遣会社の場合は、親会社のツアー内容を確認すればだいたいの客層やツアー内容は把握できますが、独立系の派遣会社は表には情報を開示しないので、説明会に足を運んで採用担当者に確認する必要があります

 

「ヨーロッパ各国を周ってみたい!」「日本の観光名所に詳しくなりたい!」といった自分の希望する行先で選んだり、「未経験者なのでまずは比較的業務が簡単な国内バスツアーが多い会社から!」、「経験を積んだので海外ツアーメインの会社に再登録」、というように自分のスキルに合わせて派遣会社を都度選択する人も多いです。

 

また、ツアー参加者の客層も大切です。

 

例えば、高額な海外ツアーの場合は、参加者も限られているので管理能力よりは、細やかな要望に応える気配りや柔軟性が必要となります。

 

一方、若者向け格安ツアーの場合は、参加者それぞれが好奇心のおもむくままに行動するので、統率力や管理能力が問われます。

 

どんな客層にも対応できるようになることは重要ですが、まずは自分の適性に合ったツアーを請け負っている会社を選択すると良いでしょう。

 

未経験者の場合は比較的難易度に低い、国内ツアーを手掛ける会社を選ぶと良いでしょう
また、スキルアップの速度を速めるために、いろいろな旅行会社のツアーを経験できる独立系派遣会社であることもおすすめです。

 

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